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総会・助成事業報告会

当基金は公正・健全な市場の構築による消費者被害のない社会を目指して、消費者被害により泣き寝入りせざるを得ない
消費者のために公益的な活動を担う適格消費者団体や特定適格消費者団体などを応援しています。

第7回通常総会・2022年度 助成事業報告会を開催しました

第7回通常総会


 2023年11月14日(火)、プラザエフ5F会議室において、消費者スマイル基金第7回通常総会を開催し、2022年度事業報告・決算報告、役員補充選任(理事1名)の各議案が承認されました。

理事(新任)
 内田雅之(司法書士、日本司法書士会連合会 常任理事)

 議決権総数95個に対し、78名の参加でした。(会場参加11、ウェブ参加8、委任2、書面57)
 最後に、髙理事より、財政状況が厳しい中で消費者庁事業の受託により2022年度は助成事業を拡充できたことの報告、善良な事業者と消費者をつないでWin-Winの関係をつくっていくことが幣基金の活動目的であると話がありました。

 2022年度の会員数は、個人正会員75名、団体正会員22団体、賛助会員団体54団体となり、寄付金は総額785,000円となりました。改めまして、ご支援をいただきました皆様に感謝申し上げます。

2022年度 助成事業報告会

消費者庁 新井ゆたか長官
消費者庁 新井ゆたか長官

 河野理事長から総会報告と新役員の紹介が行われ、伊見前理事より退任、内田理事より新任のあいさつがそれぞれ行われました。そして、消費者庁新井ゆたか長官からご挨拶を頂戴し、消費者行政の現状報告と当基金の活動に対する激励をいただきました。 報告会では、2022年度助成対象の6団体から、悪質な通信販売定期購入の問題状況と差止請求事案、レスキュー商法の問題状況と差止請求事案、被害回復訴訟事案について、WEBで報告いただきました。 通信販売定期購入では、「お試しだと思ったら定期購入だった」と誤認される表示、最終確認画面の表示が一見して定期購入であることが判らないものが是正されたこと等が報告されました。また、レスキュー商法では、最低料金のみの表示で消費者が誤解するおそれのある表示、実際の価格を著しく下回る安価な料金の強調表示の是正が報告され、被害回復訴訟事案では、イベント中止にともなう返金拒否の事例紹介がありました。

 最後に石戸谷副理事長から、次の趣旨のまとめがあり、閉会しました。
 悪質な定期購入事案及びレスキュー被害の事案についてそれぞれ差止請求の報告をいただきました。工夫してすすめられており、他団体にも参考になると思います。これら、景表法・特商法については、行政は表示等の差止にとどまらない権限行使が可能であるので、適格消費者団体と行政の連携がすすめられると良いと考えます。また被害回復訴訟については、今後の経過について対象消費者にお知らせできると良いと思います。消費者スマイル基金も、消費者団体訴訟に係る広報を積極的に展開してまいります。

 参加者92名(実参加:21名、オンライン参加:71名)。

報告会資料はこちら

第6回通常総会・2021年度 助成事業報告会を開催しました

第6回通常総会


 2022年10月31日(月)、プラザエフ5F会議室において、消費者スマイル基金第6回通常総会を開催し、2021年度事業報告・決算報告、役員選任(理事7名、監事2名)、定款変更及び2022年度役員報酬支給総額の各議案が承認されました。
 今回も書面議決が71個とほとんどでしたが、9名が実出席、4名がWEB参加者でした。

重任理事
阿南久(消費者市民社会をつくる会代表理事)
石戸谷豊(弁護士)
伊見真希(司法書士、日本司法書士会連合会副会長)
河野康子(日本消費者協会理事)
坂倉忠夫(消費者関連専門家会議専務理事)
高 巖(明治大学 経営学部 特任教授)
古谷由紀子(CSOネットワーク代表理事)
再任監事
井上喜之(公認会計士)
堀川直資(弁護士)

 なお、総会後の第2回理事会にて、理事長に河野康子(日本消費者協会理事)、副理事長に石戸谷豊(弁護士)がそれぞれ互選されました。

 2021年度は、個人正会員78名、団体正会員23団体、賛助会員団体54団体、寄付金総額1,037,521円となりました。改めまして、ご支援をいただきました皆様に感謝申し上げます。

2021年度 助成事業報告会

消費者庁 新井ゆたか長官
消費者庁 新井ゆたか長官

 河野理事長から総会報告と新役員体制の紹介が行われ、阿南前理事長より退任のあいさつが行われました。そして、消費者庁新井ゆたか長官からご挨拶を頂戴し、消費者行政の現状報告、当基金の活動に対する激励をいただきました。
 報告会第1部として、第9回、第10回助成事業の対象団体8団体から、裁判外の被害回復の事例、差止請求訴訟の事例、裁判外の不当行為是正申入れの事例をWEBで報告いただきました。
 後半の第2部は、特別企画として消費者庁消費者制度課伊吹健人政策企画専門官より「消費者裁団体訴訟制度支援法人」について報告いただきました。

 最後に石戸谷副理事長から、是正や訴訟に取り組んでいる団体に労いと取組を継続していただきたいとの励ましがあり、また参加者へは当基金への支援をお願いして閉会となりました。(参加者19名)

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第5回通常総会・2020年度 助成事業報告会を開催しました

第5回通常総会


 2021年10月28日(木)、プラザエフ5F会議室において、消費者スマイル基金第5回通常総会を開催し、2020年度事業報告及び決算報告と新役員(理事2名、監事1名)就任が承認されました。
 今回も書面議決がほとんどでしたが、複数名のWEB参加者の採決も併せて実施しました。

 退任理事 小澤吉徳(日本司法書士会連合会会長)
 退任監事 鈴木敦士(弁護士)

 新任理事 伊見真希(日本司法書士会連合会副会長)
 新任理事 古谷由紀子(CSOネットワーク代表理事)
 新任監事 堀川直資(弁護士)

 2020年度は、個人会員80名、団体会員77団体(賛助会員含む)、寄付金総額462,280円となりました。改めまして、ご支援をいただきました皆様に感謝申し上げます。

2020年度 助成事業報告会

 阿南理事長から総会報告と新任理事の紹介が行われ、消費者庁伊藤明子長官からご挨拶と消費者行政の現状報告、当基金の活動に対し激励をいただきました。

消費者庁 伊藤明子長官
消費者庁 伊藤明子長官

 報告会第1部として、第6回、第7回助成事業の対象団体5団体から、当基金の助成による不当行為是正申入れ、差止請求業務活動事例のWEB報告をいただきました。
 後半の第2部は、特別企画として「消費者裁判手続特例法改正について」特定適格消費者団体2団体から被害回復訴訟の報告、消費者庁消費者制度課黒木理恵課長から検討会の報告書内容を解説いただきました。その後、今後の法改正の方向性について質疑や意見交換などが行われました。

 最後に石戸谷副理事長から、是正や訴訟に取り組んでいる団体に労いと取組継続、参加者へは当基金への支援をお願いして閉会となりました。(参加者50名)

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第4回通常総会・2019年度 助成事業報告会を開催しました

 11月2日(月)、プラザエフ5F会議室において、消費者スマイル基金第4回通常総会を開催し、2019年度事業報告及び決算報告と新たな役員体制が承認されました。
 2019年度は、個人会員82名、団体会員79団体(賛助会員含む)、寄付金総額665,183円となりました。改めまして、ご支援をいただきました皆様に感謝申し上げます。


写真: 伊藤明子長官のご挨拶の様子(ZOOM)

 通常総会後に、2019年度助成事業報告会(ZOOM同時開催)を開催しました。
 冒頭、消費者庁長官伊藤明子様からご挨拶を頂戴しました。
 続いて、第4回助成事業の対象団体4団体、第5回助成事業対象団体5団体から、当基金の助成による活動事例の報告をいただきました。

報告会資料はこちら

 実参加いただいておりました、黒木理恵様(消費者庁消費者制度課長)からもご挨拶をいただき報告会を終了しました。(参加者42名)

「消費者スマイル基金」設立記念講演会挨拶(平成29年4月28日)

挨拶を述べる松本大臣
挨拶を述べる松本大臣

 平成29年4月28日、松本大臣は、「消費者スマイル基金」の設立記念講演会に来賓として出席しました。
 講演会では、大臣が「消費者団体が取り組む被害の防止や被害の回復などの活動に助成することを目的とする『消費者スマイル基金』が設立されたことは、消費者団体の財政基盤の確立にとって、大変意義のあることです。消費者庁としても、会員や寄附の獲得につながるよう、しっかりと周知をするなど、基金の後押しをしてまいりたいと考えております。」、「『消費者スマイル基金』が、今後、発展し、消費者被害の防止や回復を助ける存在となることを期待しております。」と挨拶しました。

出典:消費者庁ウェブサイト

(2017年4月)